緑が多い快晴なデリー初日

2007年7月8日


インドとの時差は三時間半。また中途半端な時差なこと。
ヒンズー教が75パーセ
ントでインドが起源の仏教は1パーセント以下。インドの首都はニューデリーで、国の人口は11億人 その内の農業人口は7億人で、花形のIT産業人口はわずか100万人。
経済成長を実感しているのはまだ都会のごく一部の人だけで、4億人が1日1ドル未満の生活をしているのがインドの現実らしい。
一人っ子政策を勧める中国と違いインドは圧倒的に子供と若者が多い、このままで行くと40年後にはインドの人口が中国の人口を越える計算になるらしいです。
英語を使いこなせる国民が一億人いてるのはイギリス統治のおかげかと。
ガイドが空港についた途端の注意。水道水は絶対飲まない事!!歯磨きもミネラルウォーターで、生野菜、氷もダメ、道端で売ってるミネラルウォーターは水道水の入った偽物が多いので買わない事。
両替したお金は数えないと少ない事があるナド等・・・いやいや混沌インドがだんだん面白くなってきたみたい。

カローラみたいな車にガイドと運転手と私で今から5時間かけてタージマハール見に行きます。この国の習慣で一番大切な事はお世話になった方へのチップです、と説明してくれました。やっぱりインド人には要注意!

Jo in デリー


2007年7月8日

蒼い空に輝くタージマハール

今、タージマハル見てその美しさに感動してホテルに帰ってきました。
世界の三大美しい建築物が決まりました。バチカンのサンピエトロ寺院、ピサの斜搭、そしてアグラのタージマハールですね。
何時間見てても飽きないぐらい高貴な美しさです。時のムガール皇帝が先立った王妃を祀った墓だそうです。22年かけて世界の技術の粋を集め国家のすべてのお金を使い果たしてしまったそうです。今となっては偉大な皇帝で、インドが世界に誇れる唯一無二のものかもしれませんね。
食べ物もひどい味で、貧しさを極める人の多さとその汚さがどうしようもない国ですね。アグラのホテルにて日本酒飲みながら明石の天ぷら食べてるJoさんです。


2007年7月12日

インド・総括

わずか3泊5日でこんなに刺激的な印象深い旅が出来るとは思いもよりませんで
した。
タージマハールの美しさもさることながら、地球人口の20%、11億人もの人を
擁するインド、その混沌たる光景は他のどの国でも見たことのないものでした。
化の違いでは片付ける事の出来ない他国との違い、それはヒンドゥー教とカースト制がもたらせたものなのだろうか?きっときっとそうなんだろう。 インドには無秩序という秩序が存在しているように思われます。それはそれで上手く機能しており、日常には心地良いのかもしれません。そこに人という存在はあっても国家とかが見えてこないのは何故だろう、そこが国家が先に見える中国との違いと思われます。
不思
議なことにイタリア・シシリーを旅した時にもインドと同じ、人と国を感じた事を思い起こしました。車の窓を叩いて食べ物を求める子供達の貧困、道路や水道電気などインフラの未整備、時代遅れな公務員の官僚主義的対応や社会機能化したワイロの習慣等々、・・世に言われる急成長するインドが実感できませんでした。やはり国家として人間的人権を保証出来るのは二億人までが適正人口ではないかと、インドの11億人口は多すぎます。この国がこれから市場として存在感を増して来ることは間違いないでしょう、しかしながら経済で世界をリードしていくとはちょっと考えられないですね。

Jo